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山​田​花​子

by moreru

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1.
あなたが神を撫でて 地球は距離をやめた そのとがった口先はもう みなみの駅の鉄線です 体育館 防火水そう に沈んだあの娘とふたり 死にかけの児童館で 終わらない卓球をするよ
2.
知恵 03:26
必殺、死なずあなた裂けていく と、飛び散って、目に入るリンパ液、染みる 夕飯が生姜焼きじゃないといいなって思う もう死んで口のない、知恵からの林檎だ こっくりさんの途中で帰るから 知恵は夢遊病患者になったので コクヨで呪文を書いてからあなた 誰かが鏡に写ってる 机に世界語で、おまじないを間違えていた 'でてけでてけあたまからでてゆけ' 数2参考書に記入する式の和は 'でてけでてけあたまからでてゆけ' シンジくん 日本語を話せるけど 真実を話せないから 僕らの足跡は アニメにもなれないね 記憶の片隅の海に溺れて息が 夕焼け小焼けが殺しの合図、知恵 愛や希望、歌うそのちんこは必ず勃起している 私の心おまんこは日々日々レイプされ続けてる 神頼みの君、ぎゅ、と唇を噛み締める 評論家は私の出産における陣痛を経験しない そのくせ私の娘の杖で遊んでいる それはある朝、まだ制服少女の頃 13号棟から受信した 電波にさようならは無かったが 浴槽のぬめった顔を見ると 思い過ごしがあった気がして そしてあなたはもう二度と戻れない変身を 世界、社会 沈没しろ、浮上しろ ほんとにあった呪いのビデオよ 地図を呪怨で書き直せ たった6月が偉そうに 心に雨を告げたので 川にダイブして泣き喚く 濡れる隙がないだろ 我々は 堕落を遂行する 花束が燃えている 鉄塔は崩れている 百恵は笑っている 知恵ちゃんがリンゴを食べ 神になってしまう前 今、失ってあげよう 知恵ちゃんは笑っている 我々は 堕落を遂行する 花束が燃えている 鉄塔は崩れている 百恵は笑っている 知恵ちゃんがリンゴを食べ 神になってしまう前 今、失ってあげよう 知恵ちゃんは笑っている
3.
kireta otaku 03:29
破滅の儀、呪詛返し 13階段の天使、ぶちのめす為 殺しに来たぞ くにこがお前を ああ お前は奴隷即死系自殺率 BOT記号所有格コスト 言う お前が嫌い 殺してやる 朝、もう、殺人的な光線 嫌だ、死のう、細胞膜死活再開 お前踊る、お前歌う しかしすべきは、お前即死 猿真似猿芝居、ひとり劇場 駄菓子屋無惨、ひまわり教室 傷を掻く、膿に飼うウジを出す 俺が産んだ蝿として空に投げ 無様に飛んでいく五体は止まる 葬式などない 殺してやる 殺してやる 殺してやる 殺してやる 似非不良共は肩を組んで 相互監視の果てにみんな死んだ 偉そうにバツのハンコ持つ貴様に言う お前が嫌い 葬式などない 心底どうでもいい権威の中 お前らが胡座をかく座布団と それを欲しがる脳死のガキ共が 繰り広げる暴露大会、泥仕合 ありがとう 抑圧と軽蔑をくれて ありがとう 耐えずジャッジを 下してくれて ありがとう 140字の苦笑いくれて ありがとう その輪、除外してくれて 朝の夜を探す ないから探す 知恵あの夜を忘れられず悶いだ 知恵あの夜は眠られずに呻いた 知恵は未だ自慰の中でもがき 知恵の答えは、知恵の答えは 消えてやる お前のいる世界 飽きてやる お前の大縄跳び 待ち伏せをしてるかもしれない お前は今日家に帰れないかもしれない そうして私はAとされ 人格と人間性の欠如とされ 通信欄に名をつらねた おまえ言う、親の顔が見てみたい
4.
浅川、百恵は俺のことか 2時、児童館裏、超龍バジュラ、墓場 消えて、居ない人 浅川は答えず流れる 2時1分、体育館裏、貯水槽 下唇を噛む 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 嫌だ 死のう 整列や保身ではたどり着けない 徒党入り失格の判子と 同窓会不参加の抑圧と 恥への出場通知だけがほしい 右か左かとお前が俺に問う お前の嫌いな方だと答える 愚問 はいかいいえを要求され続けてもう お前が嫌がる方はどっちか教えろ 瘡蓋をたわしで擦る この止まらぬ体液で 川下り 滝登り 石の上 1人旅 透ける体のエナメル 命の味のする金魚 噛み潰し 脳が行く 頸動へ 浅川、俺は死ぬことにした 河村くん家、新地公園、事務室のある方の木で 浅川やはり答えず流れる じゃあそれでいいです 仕方のない、さようなら 私は 海へ行けるか 行けて何なのだろうか あなたが まだ見ぬあなたが 佇んでるとでもいうのか
5.
あの夏の空ちゃん あの夏の蝶ちゃん あの夏の鳥ちゃん さよならと言っちゃお あの夏 No Existence あの街の歯医者 あの街のラーメン二郎 さよならと言っちゃお ねえあの灯りを目指せば わたしの走馬灯に出てきてくれるかしら 祭囃子 アソコ剃り 浴衣着る恥 歯ぎしりのみ 扁桃炎りんご飴 あ 水遊び 命遊び 粗末にする ひとり遊び 期待はずれの 人生を 棒に振る ひとり遊び 相米慎二 あの人メッセンジャー 時の念者 日が暮れ泣き止むのは あなたの声だけじゃ どうして蝉まで息を止める 駐輪場ではこうして世界が始まろうとしているのに 星座呪い 脂ぎる 横顔を 見られて動けないふりの二時 ねえ やくしまるえつこみたい な声してる て言ってみた 8月よ どちらにせよ 敗北を 勝ち取った 大森靖子 寺 境内 先輩 (iidareo) 記憶を 殺し 息を し 団地 すみっこ 電気 止まり 落書き 通学路  いつのまに ドラッグを 夜中 暇つぶし いつのまに きみと きみと いらつく 地元出ていく
6.
近所の公園で本を燃やした 書かれていたのは全て過去のことだった 空気は揺らめいて文字が飛び回る それがうるさくて耳を切り落とした その次の日 私は図鑑に射精した 世界は白く塗り固められた 見ていることしかできないあなたは時計のように存在している 気が狂うほどに蒸し暑い夏の日 この街からは出られないとわかった 1999年に世界は終わって今は軋みながら時を刻む歯車 飛蚊症の季節 眼球の裏に卵を産みつけられた その虫の名前は 拝啓 そこから筆の進まない手紙 言葉にするようなことは何も起こらない 時間の止まったこの街では彩度の高い景色が目に痛い 写真はモノクローム 飛蚊症の季節 眼球の裏に卵を産みつけられた その虫の名前は私の持っている図鑑ではわからなかった 気が狂うほどに蒸し暑い夏の日 錠剤が減ったのを見て時間の経過を知る 図書館の窓は開け放たれていて、生ぬるい風があなたの前髪を撫でる 頬杖をついているから真似しようと思ったら矯正器具が歯茎に刺さって血が出た 1999年に世界が終わってもあなたは本を読み続けていた 誰か 医者は この街を撃ち落とせる医者は 誰か 自殺者は あの夏を止められる自殺者は どこの神だ 俺を作り あの日 あの場所へ 新地公園 首吊るAを 俺に見せた お前の名前は 季節、三振、再審判 みころも霊堂、洗面台 季節、三振、再審判 ひまわり、棺桶、再審判 近所の公園で本を燃やした 書かれていたのは全て過去のことだった 空気は揺らめいて文字が飛び回る それがうるさくて耳を切り落とした その次の日 私は図鑑に射精した 世界は白く塗り固められた 見ていることしかできないあなたは時計のように存在している
7.
悲しい夢を見ました 桜を見に海へ出かけたのですが 肝心の私はいなくて 血の着いた真っ赤なサメを捕獲できず 花束が世界の総意に思えて 精神を無理に展開しても 全てがなぜあるのかわからなかった 土臭さを消臭してメタバースに心を投影しても、まんこから生まれてしまった事実はなくなるどころか、背後にまでやってきてしまいました 神は犬でした あなたは私の失われた記憶でした 以下があなたのすべてでした。 下駄箱、体育館、バレーボール、陶芸室、銀のスプーン、作業着、トーマスキャンディ 、呪いのビデオ 444444444 444444444 444444444 444444444 悦子の網膜 赤褐色の皮膚で埋め尽くされて 視界が 悦子の網膜 この部屋を抜け出すドアが見つけられない ひええ お母さんを お母さんを お母さんを殺しちゃった
8.
final dance with you final dance with you final dance with you final dance with you final FIGHT with you final FIGHT with you final FIGHT with you final FIGHT with you あなたの望む 新しい世界 額の傷跡 黙殺する視界 あの赤い鉄道 この鈍い五体 どちらが俺だか わかんなくなる午後 "聴こえるか民よ 人みな恨む"と 記した手紙の 行方は誰が知る 6月じゃ雨で この街生きれない あなたの願いと わたしの呪いと あなたの社会 わたしの世界 同じ"死ぬ"ならば 刺し違えようじゃねえか 母さんそこの、傘を取ってくれないか それと絆創膏を一つ 一遍の詩と驕りたい その間、あなたの部屋には 止まらない腰つきがある 花のような夜がある 掴みそびれる 中央線をかじる 血の味がしやがる 血の味がしやがる 血の味がしやがる
9.
今朝を繰り返す 薔薇、送り返す 世界へ パンはくわえた それから 鼓膜の砂をこぼし 鼻中の膿を触り こめかみに血液が 回らなくなるのが好き 飛び降りを受け止めた あなたを許さない 網膜にこびりつく はずだった京王線 ya

about

we are moreru

tokyo's only true punk

credits

released March 30, 2022

all prod by moreru

lyrics by yumesaki

featuring artist Iida Reo.〜離

rec engineer by Yohei Kamiyama (sans visage, iida reo)

mix.mastaring by Dex

artwork by yumesaki

yumesaki (noise/vocal)
Dex(drum/vocal)
アツヲ(guitar/vocal)
taga(bass/vocal)
石肉(guitar/vocal)
ひかり(noise/vocal)

license

all rights reserved

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